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Channel: 私の高橋真梨子論
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■テカポ3

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 ガイド氏曰く「テカポは300人くらいの町」だとか。「10%が日本人で、30人以上は在住」していると云います。
 テカポは「星空ツアー」でも有名です。我々も夕食後のオプショナルツアーに参加を予定しています。ニュージーランドで一番の晴天率を誇るのがテカポだとか。見上げる星空は、筆舌に尽くしがたい美しさだと云います。南十字星や大小のマゼラン雲等が煌めく南天の星空です。人々はその星空の美しさを守るために、街灯には傘をかぶせ、 光害を軽減するナトリウムランプを採用する等、様々な取り組みを行っているそうです。また、星空を「世界自然遺産」に登録しようとする試みも現在進行中だそうです。
 この活動の先頭に立っているのが「日本人」だとガイド氏は言います。「オザワさん」と云う仁が「星空ツアーの創設者」なのだとか。これは、添乗員氏からも紹介がありました。今では、オザワさんとニュージーランド資本の共同経営になっているそうです。
 ちなみに、テカポ湖畔は外来種であるルピナスの種が播かれた場所でもあると云います。昼食前に散策した湖畔には背丈の高い美しいルピナスが、すれは綺麗に咲き誇っていました。外来種とはいえ、すっかりニュージーランドに根を下ろしています。
 「星空ツアー」の舞台は、世界最南端と云われる天文台だそうです。名古屋大学等も研究に参加しているのだとか。ちなみにY奥様は、ハワイ島の天文台を訪れた経験をお持ちだとか。国立天文台ハワイ観測所は、標高4200mのマウナケア山頂にあることは周知のとおりでしょう。「すばる望遠鏡」で有名です。
「すばる望遠鏡」は、標高4200mのハワイ島マウナケア山頂にある大型光学赤外線望遠鏡です。光を集める鏡の有効口径8.2mという大きさばかりでなく、画期的な観測性能を達成するために数々の新しい技術革新で装われた、新世代の望遠鏡だとか。前人未到の高い鏡面精度を維持する能動光学をはじめ、空気の乱れを押さえる新型ドーム、4つの焦点それぞれに備えられた独自の観測装置やそれらを効果的に用いるための自動交換システム等があるそうです。
 KB氏の添乗四方山話です。「ピラニアは咬まない」のだそうです。「前歯で削る」のだとか。「鼠でもあるまいし」と思うのは小生だけでしょうか。南米の現地ガイド氏でしょうが、「自分の血を垂らして、腐った牛肉で引っかける」のだと云います。これも、現地ならではの漁法なのかも知れません。
 「フクロギツネ」はオーストラリアから持ち込まれたそうです。ニュージーランドでは「害獣扱いされている」とガイド氏が言います。「フクロギツネ」はカンガルーの仲間の有袋類です。大きくても体長は50cm、体重3kgほどだとか。全身は灰色の体毛で覆われ、腹面は乳白色オスの胸には臭腺があり、赤褐色の斑となっているとか。赤色型、黒色型の3タイプがあり、北の個体群ほど赤みのある灰色の個体が多くなり、南の個体群ほど黒みが強くなると云います。尾の体毛は黒く、尾の腹面には毛が生えていないそうです。そのため物に巻きつけることに適していて、樹上での移動に役立っているのだとか。

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