スリーマは観光にも便利で、五つ星ホテルからゲストハウス、ホステル、そして短期滞在用アパートまで、山ほどのアコモデーションと、そしてレストラン、カフェ、パブなどの飲食店が揃っています。賑やかなマルタ、海浜リゾート・マルタを満喫できる街だとか。他方で、一歩内陸に入れば昔ながらの街並みが広がり、住宅が密集しているとか。
スリーマの北にパーチャルビルがあります。マルタ島の北端です。セントジュリアンの近くにあるパーチャビルは、マルタのナイトライフエリアの中心だとか。パーチャビルは、スピノラ湾とセント・ジョージ湾の間にあります。パーチャビルは、一年を通じて、マルタのナイトライフシーンがあり、あらゆるテイストのレジャー、エンターテイメントや食事が楽しめるとか。
パーチャビルには、最新のクラブDJ音楽、ピアノバー、エレガントなカジノや素晴らしいレストランがあると云います。カジノは、かつて19世紀のマルタ人の貴族の私邸であった、ヴィラ・ドラゴナーラにあります。今も漁師が使っている、絵のように美しいセントジュリアン湾には、ブーゲンビリアで覆われたカフェやレストランが並んでいるそうです。セントジュリアンやパーチャビルの海岸線には、いくつかのマルタで最新の、5つ星ホテルやデラックスなレジャー、住居およびマリーナの複合施設があることは周知のことかも知れません。
マルタ島の北西端にはブジッパがあります。パーチャルビルから西へ平行に移動して少し北に上がった辺りでしょうか。マルタ北西部のリゾートエリアです。大型ホテルが立ち並び、特に欧米からの観光客で賑わうと云います。ホテル施設やショッピング・レストラン等についてはスリーマ地区とほぼ同じですが、地理的にヴァレッタから遠いため、日本人に人気の観光スポットへ行くには、オプショナルツアーを利用する以外は不便です。リピーターやホテル周辺だけでゆっくり過ごしたいという方にはお勧めだとか。
ブジッパはセントポール湾に面しています。この湾は「パウロの難船」の逸話の舞台になっています。新約聖書によれば、パウロは難船してマルタ島に辿り着いたことになっています。時の為政者をマルタ最初のキリスト教信者に改宗させたエピソードは前にも触れました。
マルタ島の北西にゴゾ島があり、その間にコミノ島が位置します。コミノ島には太陽の光を浴びて青く輝くブルーラグーンの海域が広がります。ブルーラグーンというとアイスランドにある人口の露店風呂を思い出しますが、ここは海で、温泉ではありません。
「Barracuda」で夕食を終えてバスでホテルに帰着したのは、22時過ぎでした。部屋に戻ると小腹が空いたので日本から持参のカップ麺を頂きました。ニュータッチのネギラーメンです。このホテルには湯沸しポットが常備されているので便利です。海外のホテルにはポットを置いていないところも少なくありません。海外旅行用のポットを持参していましたが、今回は活躍の場はないようです。ベッドの脇にモモが手配すると言っていたスリッパが準備されていました。