今夜(2013年7月27日)、真梨子さん、国際フォーラムです。27、28日と連夜の公演です。7月は、下記の通り、九州、大阪、静岡と巡って東京有楽町に凱旋?です。
1.7月5日(金) 大分県 iichiko グランシアタ
2.7月7日(日) 長崎県 アルカスSASEBO
3.7月11日(木) 大阪府 フェスティバルホール
4.7月13日(土) 大阪府 フェスティバルホール
5.7月14日(日) 大阪府 フェスティバルホール
6.7月20日(土) 静岡県 静岡市民文化会館
真梨子さんの体調を考えてかと思いますが、ゆったりした日程です。
6月にはTVへの露出も多く、特にNHK・Eテレ「ミュージックポートレート」とBSの「拓郎のYOKOSO」は面白く拝見しました。録画して何度も見ては、新しい発見に一人ほくそ笑んでいます。どちらにも共通の話柄は更年期障害です。これまでも真梨子さんは様々な機会に更年期障害の経験を話していますが、今回の述懐を聞いて、あたらめて大変なことだったことを再認識させられました。そして、真梨子さんが現在まで歌い続けてくれた陰にヘンリーさんの尽力があることも。どこかで、真梨子さんが語っていましたが、ヘンリーさんは「いつ辞めても良いんだよ」と言ってくれたことで凄く楽になったと云います。真梨子さんは拓郎さんにも話していましたが、とても責任感の強い方です。「絶対に仕事に穴を開けない。熱があったってステージは休まない」と真梨子さんは言います。そんな真梨子さんにとって更年期は、さぞや辛かったころでしょう。
拓郎さんも指摘していましたが、真梨子さんは若い時分は「どこか自分の歌を見限った」部分がありました。「お先にどうぞというタイプ」と真梨子さんはスクールメイツ時代を語っていますが、カプリシャス時代やソロデビュー当初は「嫌なら、いつでも博多に帰れば良い」と突っ張っていたのでしょう。歌だって「自分の思う歌が歌えなくなったら、いつでも辞める」と思い定めていたのだと思います。
かつてモノローグコンサートを赤坂の草月ホールで一週間ほどの連続公演をやったころが、当にそうだったと思います。また、池袋サンシャインでのコンサートだったかと思いますが、「裏窓」を披露して「間違ったら、やり直すから」と言って、歌いなおしたこともあったようです。この「裏窓」は、確か浜田金吾の作品だったように思います。アルバムのトラックの最後では拍手が聞こえます。真梨子さんも指摘していますが、良く聴かないとわかりませんが・・・。ライブ録音ではありませんが、スタジオ関係者が真梨子さんの出来に感激して拍手が沸いたのでしょう。それほど、この歌は難しいのだと思います。
この浜田金吾こそが真梨子さんの大失恋の相手です。ミュージックポーポートレートで、真梨子さんが失恋の思い出を語ると相手の萬田久子さんが「可愛い」を連発するほど、真梨子さんは純真無垢に浜田を愛していたのでしょう。真梨子さんは「身も世もなく彼のいない世界、国に行きたかった」と述懐しています。ちなみに浜田は真梨子さんの母上の葬儀に参列したとか。真梨子さんのお母様は彼を大変可愛がっていたそうです。このとき、真梨子さんは大失恋後初めて彼に会ったそうです。20年近い時を経て和解したのでしょうか。
こういった真梨子ネタを書いていると、いつまでも終わらないので今日はここまでにします。今夜のフォーラムは6:30開演です。6月の川口以来の生「真梨子さん」です。今日の席は40列目です。音響的には、ここいらが最高かも知れません。例年、大阪をターニングポイントに演出が少し変わっていることが多いのですが、今日はどうでしょう。コンサートの様子は、また報告したいと思います。